ピアノのレッスンは
生徒と先生の二人っきり。
教える先生側、教わる生徒側、
どうしても生徒の方が遠慮がちになります。
子どもは、大人をよく見ています。
『どう思う?』
と、聞いても、
黙ってしまう子。。。
その場に合わせる子。。。
自分の考えをいう人は多くはありません。
ピアノのレッスンは、
『ピアノを弾けるようになる!』
という技術的な結果は
大切ですが、
その子がわかるように、
納得して楽しく練習できるのように
するのが一番の目的です。
私はその子に合った言葉、
生活リズムに合った言葉がけを
心掛けています。
『なんで、練習してこなかったのか?』
と、怒ったところで、
子どもは、心を閉ざします。
『今週、忙しかった?』
と、聞くと、
『風邪、ひいてた。』
『運動会の練習で帰ってくるのが遅かった』
とか、ぽろぽろっと言ってくれます。
それが言い訳になるかもしれませんが
私は『うん。うん。』と、うなずきながら
生徒の話を聞きます。
『そうなんだ。大変だったね。
では一緒に練習してみよう。』
と、言って、やってみます。
『今週は、ここを仕上げてきてね』
と、言って、練習していない不安を
取り除いてあげます。
練習してきた時は
『この部分、頑張ってきたんちがう?
すごく上手に出来た!先生、感動したわー!』
と、頑張ってきた練習をほめます。
毎回、子ども達の様子を見て、
お互いの関係を築いていきます。
子どもには子どもの世界や事情が
あります。
圧力をかけて一方的に教えるのでなく
生徒一人一人が
何を求めているのか
知ることが大切です。
生徒達にホームページに載せると
代表で書いてもらったコメントです♪
https://nakagawapiano.com/voice/